黄金山トレッキング
秋のみちくさツアー、黄金山。
当日は秋晴れ。 良い天気、良い眺望。 良い日和となりました。
増毛山地のちょうど真ん中あたりに座する黄金山は綺麗な円錐形で、別名黄金富士。
こんなにも綺麗な円錐で、山頂も平らそうに見えるのに、あんなコースだなんて…と、無駄な前振りをしつつ、ツアーのご報告です。
さてさて。
石狩市は浜益。
意外と近いようでいて、札幌駅からおよそ2時間。
登山口には広い駐車場と綺麗なトイレが用意されています。
靴洗い場があるのが、下山後うれしいですね。
登山口からは単調な尾根道をおよそ30分。
旧道と新道の分岐に到着。
冷たい水場が火照った体を冷ましてくれるので、最初の休憩にはもってこい。
で、今回は旧道コースからの登り。
「登り応えがあるよ~」との前情報にどきどきしつつ
ミズナラの巨木の うろ を発見。
山麓の森にはミズナラやダケカンバの巨木がたくさん。
このあたりって、あまり伐採が入っていないのでしょうね。
黄金山の登山道。 新道・旧道ともにおよそ2km。
その四分の三くらいは楽しい森歩きなのですが、最後の四分の一が勝負なのです。
残置ロープはあるものの、這いつくばって、両手両足を全部使っての、登り。 むしろ攀り。
この残置ロープ。
擦り切れた黄色と黒のトラロープや、半分以上切れ掛かった登山ロープなので、登山の際は十分注意。 もしくは使わないほうがいいでしょう。
しっかりと掴みやすい岩や立ち木、木の根なのがあるので、そちらの利用でも十分登れます。
写真ではなかなか、伝わりにくいのですよね。 高度感だったり、斜度感だったり。
八剣山を数倍、大変にしてもらったと思っていただければ良いかも。
山頂に至る小キレットは風が強いとかなりの恐怖感。
山頂到着で安堵し、
美味しいご飯で、下山への心配を無理やり忘れます。 笑
まぁ、その下山は新道コースを使いましょう。
急斜面なのは相変わらずですが、尾根幅も広めだし、旧道よりも岩場が少なく、ずっと降りやすいコースです。
さくっと降りて、
近場の浜益温泉で汗を流したら、ぜひぜひ立ち寄っていただきたいのが、
浜益 「漁師の店」 と ジャンボソフト&ジャンボたこ焼きの 「ドナルド」
帰路、札幌とは反対の増毛側に数百メートル。 浜益海水浴場の向かいにある漁師さん直営のお店では前浜の茹蛸やその日水揚げされた鮮魚、加工品を安く買うことができるので、帰宅後の肴もばっちり!
空いた小腹は、横のドナルドでたこ焼きやら、タコざんぎやら 買い食いして帰るという、タコ尽くしでいきましょう 笑
弾力はあるのに、噛み切りやすい。
絶妙の湯で加減はとっても美味しいですよ~!!